ラジオの<人生相談コーナー>が好きな人は多いでしょう。私もその一人です。
相談事の内容だけでなく、回答者のキャラクターやそのアドバイスに興味が有るからです。
長年聴いていますが、私の記憶の範囲では、「自殺したい」という人からの相談を聴いたことがありません。おそらく、相談の電話を架けてくる人はいても、それは「放送できない内容」になってしまうからなのかもしれません。
いま、私が最も望んでいるのは<ラジオの自殺相談コーナー>です。
なぜなら、自分自身の体験から「自殺を考えている人」は、かなりの高い確率でラジオを聴いていると思っているからです。
「いのちの電話」が定着していることからも判るように、ラジオは、「自殺にまで追い込まれている人」「鬱状態の人」にとっても、未知の他人とでも気楽に話せる手段だからです。
もちろん、生放送ではなく、録音で、「当人の了解が得られた人」に限り、他の人たちの参考になる部分だけ編集して流すことになります。
NHKならスポンサーは内閣府自殺対策推進室であり、民放なら生命保険協会が最適でしょう。
できれば、私も「回答者の一人」になりたいと願っています。
この番組で「死にたくなった問題が解消しなくても、心の苦しみは時間が経てば必ず消える」ということが知られるだけでも、「自殺者はかなり減る」と、私は確信しているからです。
たとえ、自殺を思い止ませることが出来なかったとしても、せめて、前述した、「ホテルや旅館ではするな!」「電車への飛び込みは絶対にダメ!」「死ぬ本当の理由を必ず遺書に書いて欲しい!」などの<自殺の作法>だけでも知って欲しいと思うからです。
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